IPL

これまでのレーザー治療法とは違い、皮膚を活性化し、肌のハリを保つのに必要なコラーゲンを増やす光による治療法です。
これにより肌の感触が良くなり、細かいシワや毛穴の開きまで改善します。

IPLの3つの特徴

1.確かな美肌効果

シミ、ソバカス、シワ、ニキビなど、さまざまな症状に確かな効果があることが、数々の臨床データにより実証されています。

2.安心な治療

肌へのダメージが少ないため、治療後は洗顔もお化粧も大丈夫。
ガーゼをあてたり薬を塗ったりする必要はありません。

3.短時間で終了

治療時間は20~30分と短時間で終了するので、お出かけの帰りや仕事の休み時間など、空いた時間に気軽に行うことができます。
(通常、1回20~30分の治療を3週間おきに5回程度行ないます。)

施術方法

洗顔後、ジェルを塗って顔全体に照射します。
1回の施術時間は15~20分です。
通常3週間に1回。3~5回の治療を行います。

M22

IPLの最新型M22を導入しました

M22は従来の物と違い、手元でフィルターを変えることができるため
シミ、赤ら顔、血管拡張、ニキビ、タイトニング、
さらにはスポット照射により、老人斑にも対応できるようになりました。

フィルター 適応症状
515 シミ、ソバカス
560 シミ、ソバカス、毛穴、たるみ、しわ
590 赤ら顔(毛細血管)、シミを伴う
615 赤ら顔(より深い血管)
640 肝斑
695 肝斑、タイトニング
acne ニキビ、皮脂腺に作用
vascular 酒さ、毛細血管、単純性血管腫
M22

ZOスキンヘルス

ZOスキンヘルスはトレチノイン(レチノール)とハイドロキノンを使用して肌のキメ改善、小じわ解消、毛穴縮小、肌のハリ、色調を明るくする、シミを薄くするなど、お肌の悩みを全般にわたり解決していくスキンケアプログラムです。

トレチノインはレチノールの50〜100倍の作用があります。
トレチノインはビタミンA誘導体で、レチノールはビタミンAです。
皮膚の中でレチノールはトレチノインに変化しますが、レチノールは壊れやすく、吸収される量も少なくなります。
トレイノインは催奇形性があるので妊娠中、授乳中、妊娠可能な女性には使えません。

当院では1〜4段階に分けています

化粧水―デイリーPD―サンスクリーン
化粧水―ミラミックスー*週2回
化粧水―ミラミックスーデイリーPD上記以外の日

  • *1. スキンブライセラム0.25 レチノール0.25
  • *2. スキンブライセラム0.5  レチノール0.5
  • *3. ナイトリペア  レチノール0.1
  • *4. トレチノイン 0.025,0.05,0.1
    ミラミックスと等量で混ぜて塗る

必ず診察を受けられてからの使用になります。

初回のみトライアルサイズで試していただく事もできますのでお気軽にご相談下さい。

東大式トレチノイン治療

トレチノインはビタミンAの誘導体で、表皮の深い層にあるメラニンを外にだしてしまう働きを利用して"シミ"をとっていきます。
さらに強い漂白剤であるハイドロキノンの働きで新しいメラニンを作らせなくしていきます。

使用方法
洗顔低刺激のものならなんでもよい。こすらない事。
化粧水ビタミンCローション  顔全体にぬって良い。
トレチノイン患部のみに薄く綿棒で塗る。
色素のある部分のみ。
2~3分乾かす。
肝斑の方は夜のみ。
保湿剤ヒアルロン酸 顔全体に使用可。
ハイドロキノン指で患部よりもかなり広めに塗る。
朝は
日焼け止めクリーム低刺激でSPF15以上。ルビパールが望ましい。
パウダーファンデーションサンスクリーンのはいってるものがよい。
夜は
オイル等の保湿剤乾燥がひどい場合朝も使用可。
注意
  • シミや肌の状態により使用方法が異なります。必ず1週間に1回診察を受けて下さい。トレチノインで赤味が出るのが効果がでてる証拠です。
  • 赤味が出ない方はトレチノインの濃度を濃くします。
  • その他の乳液やクリーム類は患部には絶対に使用しないで下さい。
  • 必ず薬は冷蔵庫に保存して下さい。
  • 薬は1ケ月で効力がなくなります。
  • 薬は診察を受けた人のみ使用が許可されてるものです。
  • 絶対に他人にあげたりしないで下さい。
  • 赤味があまりにも強い時はトレチノインの使用を中止し、ハイドロキノンのみ塗布し、必ずすぐに診察にいらして下さい。そのまま放置すると炎症後色素沈着と言うシミができてしまいます。
副作用
動物実験により大量投与で催奇形成があることが報告されています。外用による少量投与ではその危険性は極めて低いが、使用中は必ず避妊して下さい。
*2~4週間でトレチノインを止める事ができます。
その後4週間ぐらいで赤味はひきます。

レーザー治療

Qスイッチヤグレーザー

アザには赤いアザ、茶色いアザ、青いアザの3種類があります。

赤いアザには色素レーザーというレーザーを使用し、茶色いアザや青いアザにはQスイッチヤグレーザーを使用します。

当院では、このQスイッチヤグレーザーを用いシミを治療しています。
茶色や青いアザの治療は当院では行っておりません。

Qスイッチヤグレーザーは、メラニンという黒い色素や皮膚を青くみせる真皮メラノサイトだけを破壊し、正常組織にはダメージ与えることがありません。
適応となるのは、老人性色素斑(いわゆるシミ)、雀卵斑(ソバカス)、太田母斑、異所性蒙古斑(いわゆる青アザ)、扁平母斑(茶アザ)などで、 この内老人性色素斑以外は健康保険の適応となります。

当院では、この中で老人性色素斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)の治療をしています。
保険は適応されず、自費診療になります。
茶色や青いアザの治療は当院では行っておらず、大学病院へご紹介可能です。

シミの中でも両頬部に薄褐色の色素のみられるものは、肝斑といってレーザーの適応となりません。
これは、トラネキサム酸の内服やハイドロキノンクリームの外用イオントフォレーシスというビタミンCの導入方法にて少しずつ薄くしていくことができます。